アルミ缶飛行機のつくり方の組立編です。前回の事前準備編のつづきです。
事前準備編で折ったもの(主翼2つ、胴体1つ、尾翼・プロペラ・後輪受け各1つ)と
針金・ビーズ1つ・ナット3個を用意します。
針金は#26(0.45mm)を使用、キリで穴をあけ部品を組み立てていきます。
ビーズは直径8mmを使用、プロペラの先端に付けます。
ナットはM8を使用、車輪にします。(他のものでも代用可)
①先ずL字の後輪受けにナット(車輪)を取りつけます。
キリで穴をあけます。
ナットを取りつけ針金で縛ります。
“やっとこ”でしっかり締めつけます。余分な針金は切り落とします。
②この後輪受けを尾翼に差し込み、胴体に取りつけます。
後輪受けを尾翼に差し込みテープで仮留めします。ずれないようにします。
その尾翼を胴体の後部切れ目に差し込みテープで仮留めします。
キリで2箇所穴をあけます。
※穴位置は型紙を参照ください。位置がずれると後輪受けが抜け落ちてしまいます。
針金を通して”やっとこ”でしっかり締めつけます。
③この胴体に主翼2つを取りつけます。
3箇所穴をあけます。もう一つの主翼も穴をあけます。
適当な長さの針金を二つに折り、折り曲げた先端を小さな輪にします。
穴をあけた大きさよりも大きな輪をつくります。
輪にしていない針金2本を主翼・胴体・主翼の順に通します。輪にした針金がストッパーになります。
胴体の両耳部分を主翼に折り込みます。テープで仮留めします。
2本の針金を主翼に巻きつけしっかりと縛ります。
④車輪を2つつくり、胴体に取りつけます。
二つ折りにした針金をナットに通してねじっていきます。
ナットの根元はしっかりねじって固定します。後は手でねじって長さ20mm程にします。
2つつくります。
この2つの車輪(ナット)を胴体(両耳部分)に取りつけます。
2箇所穴をあけます。
2箇所の穴に車輪の針金を通します。
針金をねじって固定します。もう一つの車輪も同様に固定します。
⑤2つの主翼を固定します。
二つ折りにした針金の先端を小さく丸めます。(主翼にあけた穴よりも大きな穴にします)
上部の主翼の穴から針金を通します。(2箇所) 後は下部の主翼に針金を巻きつけて固定します。
⑥プロペラをつくります。
二つ折りにした針金をビーズに通します。先端を丸めます。
プロペラも通して根元にテープを張り抜けないように固定します。
sugi | 2016.07.30 13:18
主翼が波うって水平になりません。
うまく折り曲げるコツはありますか?
プロの板金加工は素人には難しいですかね?
ぜひ教えてください。
金鹿工具製作所 | 2016.07.30 15:47
口幅の広い掴み箸がない場合、
波うたないようにするコツがあります。
折り曲げる前に折り筋だけをいれてから
定規を当てて波うたないように少しづつ全体を曲げていきます。
最後に掴み箸で締めますが、
奥の遠い箇所から手前に向かって押させて締めていきます。
sugi | 2016.07.31 16:51
ありがとうございます。
2機目で試します!